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【挫折する前に読め】プログラミング副業の始め方とクラウドワークスで案件を獲得する方法

「プログラミングで副業を始めて、収入の柱を増やしたい」

最近SNSや広告でそういった情報を見かける機会も増えましたよね。でも同時にこんな不安や疑問を抱えていませんか?

「”誰でも簡単に稼げる”って聞くけど、本当なの?」 「何から勉強して、どうやって仕事を探せばいいか全くわからない…」 「スクールに入らないと、やっぱり副業なんて無理なのかな?」

巷にはキラキラした情報が溢れていますが、正直なところ、現実はそんなに甘くありません。 安易な気持ちで始めると、あなたの大切な時間もお金も無駄になり、挫折してしまう可能性が高いのが現実です。

この記事では、そんな「プログラミング副業の幻想」に惑わされることなく、地に足のついた現実的な方法で、独学から「最初の1件」の仕事を受注するまでの全知識を、私自身の経験に基づいてまとめました。

少し厳しい話から始まりますが、具体的な案件の探し方から応募文の書き方まで、あなたが実際に行動に移せるレベルで、順を追って徹底解説します。

本気でプログラミング副業に挑戦したい、と考えている方だけ、ぜひこの先へ進んでください。

本記事はこんな人にオススメ
  • プログラミング副業に興味があるけど、何から始めればいいか分からない方
  • 独学でプログラミングを勉強していて、自分のスキルで本当に稼げるのか不安な方
  • クラウドワークスなどで最初の1件を獲得するための具体的な方法を知りたい方
  • 高額なスクールに通わずに、現実的なステップで副業を成功させたい方
目次

あなたも「カモ」になっていませんか?

※すでにプログラミングの勉強を始めていて、案件の獲得方法を知りたい人は飛ばし読みしてください。

プログラミングの案件を獲得する方法を紹介する前に、今からプログラミングを勉強しようと考えている人に向けて言いたいことがあります。

「副業でプログラミングを始めたい」と思っている人いませんか? 近年は「副業でプログラミングを始めよう」とか「エンジニアに転職しよう」みたいなブームがありますが、実際誰でも簡単になれるわけではありません。 「需要が高いけど、人材が足りてない」と言われていますが、誰でもなれる仕事なら人材が足りないはずないんです。誰でも簡単になれる職業ではないからこそ人材が不足しているのが実情です。

この甘い言葉の裏で、一体どれだけの人が”養分”となり、消えていったか知っていますか?

副業でプログラミングをした人の末路

インフルエンサーが「プログラミングは稼げる!」と煽り、それを見た情報弱者が「自分もなれるかも」と夢を見て、高額なプログラミングスクールに何十万円もつぎ込む。

しかし、待っているのは残酷な現実です。

  • パターン1『挫折』:意味もわからない専門用語の羅列、解決できないエラーの嵐。スクールの手厚いサポートも、結局は自分で考えなければ何も進まないという現実に気づき、静かにフェードアウト。払った大金は、あなたの「続かなかった根性」を証明するだけの紙切れに変わります。
  • パターン2『卒業したけど、何もできない』:なんとかカリキュラムを終えたものの、作れるのは誰でも作れるようなテンプレ通りのポートフォリオだけ。いざ案件を探しても、実績のあるプロには全く歯が立たず、時給数百円の修正案件をこなすだけで精一杯。スクール費用を回収するなんて夢のまた夢です。
  • パターン3『最悪の転職』:スクールが紹介するがままにIT企業に転職。しかし、待っていたのはテスター業務やExcelでの資料作成といった雑用ばかり。「未経験OK」の裏側は「誰でもできる仕事しか任せない」という意味だったのです。スキルアップの機会などなく、ただ時間だけが浪費され、数年後には市場価値のない人間のできあがりです。

どうです?耳が痛いですか? でもこれがキラキラした幻想の裏にある現実です。

だから、今からプログラミングを始めようというあなたに、はっきり言っておきます。

覚悟を決めてください。

あなたがこれから費やす何百時間という時間は、水の泡になるかもしれません。 スキルを身につけたと思っても、全く仕事に繋がらないかもしれません。 なけなしの金をはたいて買ったPCや教材費は、一円も回収できずに終わるかもしれません。

そのリスクを全て受け入れる覚悟がないのなら、今すぐブラウザを閉じて、アルバイトをしましょう。

覚悟があるなら、金を払うな。

「それでも挑戦したい」という覚悟がある方に、一つだけアドバイスがあります。 絶対に有料のプログラミングスクールに入るな。

まずやるべきは、無料の範囲で、自分の力だけで学習してみることです。 なぜなら、プログラミングの世界で生き残るために必須のスキルは、コードを書く能力の前に「自力で調べて問題を解決する能力」だからです。

プログラマーの仕事の8割は、エラーとの戦いです。未知の問題にぶつかったとき、あなたは誰かに答えを教えてもらえますか?スクールの講師は、あなたの職場にはいません。 エラーメッセージをコピーしてGoogleで検索する。英語のドキュメントを必死で翻訳して読む。先人たちが残してくれたブログ記事を読み漁って解決策を探す。

この「自走力」がない人間は、プログラミングを学習すること自体が不可能です。スクールに入ったところで、卒業した瞬間に何もできなくなります。

厳しいことを言いますが、これが適性のない人間をふるいにかける「踏み絵」です。

自分の力で、無料で提供されている教材(YouTubeや学習サイトなど)を使って、一つの簡単なWebサイトすら作れないのであれば、あなたにプログラミングは向いていません。 それは才能がないとか、頭が悪いとかいう話ではありません。ただ、シンプルに「向いていない」だけです。

向いていないことに固執するのは、時間と人生の無駄です。 悪いことは言いません。さっさと諦めて、もっとあなたに向いている、輝ける場所を探してください。その方が、よっぽど賢明な判断です。

どれくらい勉強すれば案件を獲得できるレベルなのか?

プログラミングを勉強して、自分の手で簡単なwebアプリやツールをいくつか作れるようになったあなた。

おそらく、こんなことを考えているでしょう。

「で、一体いつになったら『稼げる』んだ?」と…

  • 簡単なwebアプリは作れるようになったけど、クラウドソーシングで案件を見ても、要求スキルが『Java, Spring, AWSでの開発経験3年』とかで絶望した
  • PythonでLINE Botは作れた。でも、そんな案件はどこにもない…

分かります。私もそうでした。

稼げるレベルを測る基準は存在しない

最初に、あなたを絶望させる真実を伝えます。

「これを学べば案件が取れる」とか「〇〇時間勉強すれば稼げる」という明確な基準は存在しません。

運良く、あなたが昨日覚えたばかりのニッチな技術(例えば「Google Apps Scriptでの特定作業の自動化」とか)の案件が、今日ポンと出てくることもあります。その場合、あなたの学習期間はたった1日でも「稼げるレベル」だった、ということになります。

逆に、3年かけて様々な言語を学んでも、市場の需要とズレていれば1円にもなりません。

「勉強時間」や「作れるものリスト」で自分の価値を測るのは、今すぐやめてください。そんなものは何の指標にもなりません。

では、何の基準もないのに、どうやって案件を獲得できるレベルか判断すれば良いのか?

一つだけ全ての案件に共通する「最低ライン」が存在します。それは「0から調べながらでも、一つの動くモノを独力で作りきれること」です。

チュートリアル動画をただ写経して「作れました!」というのは論外ですよ。そうではなく、顧客からの「こんなもの作って」という曖昧な要求を想定し、自分で仕様を考え、必要な技術を調べ、無数のエラーを乗り越え、なんとか形にして動かす。この一連のプロセスを自力で経験したことがあるか、これが全てです。

なぜなら、実際の仕事(案件)はまさにその繰り返しだからです。クライアントはあなたに答えなど教えてくれません。その未知の問題を、自力で調べて解決するのがプログラマーの仕事です。

この「自力で作り切る力」があることを前提として、もう少し具体的なスキルレベルの目安を以下に示しましょう。この中のどれか一つでも「完全に独力でできる」と言えるなら、あなたはもう案件を探す資格があります。

案件を探す価値があるスキルレベルの具体例
  • webサイト制作系(HTML/CSS/JavaScript)
    • FigmaやXDなどのデザインカンプを見て、レスポンシブ対応のwebサイトを完璧できなくても良いので、ほぼ忠実にコーディングできる。
    • 既存のサイトの見た目(バックエンド処理を除く)を、ほぼ忠実にコピーできる。
  • webアプリ開発系(Ruby/PHP/Pythonなど)
    • ログイン機能、投稿・編集・削除機能(CRUD)、簡単なキーワード検索機能を持つwebアプリケーション(例:簡易ブログ、ToDoリスト、商品在庫管理ツール)を、フレームワークを使ってゼロから構築できる。フロントエンドのデザインが多少ダサくても問題ない。
  • 業務自動化・スクレイピング系(Python/GAS/VBA)
    • 特定のECサイトやニュースサイトから、ほしい情報(商品名、価格、記事タイトルなど)だけを定期的に抜き出し、CSVやExcel、Googleスプレッドシートに自動で保存するツールなどを作れる。
    • Googleフォームに回答があったら、その内容をslaskやLINEに自動で通知するGoogle Apps Scriptのプログラムを作れる。
    • Excelの定型業務(複数ファイルからのデータ転記、集計、グラフ作成など)を、ボタン一つで実行するVBAマクロを組める。

これらのスキルは、決して高尚なものではありません。しかし、これらは全て「誰かの面倒な業務を解決する」という価値を持っています。そして、その価値に対してお金が支払われるのです。

市場を調査する

どうでしょう。一つでも当てはまるものはありませんでしたか?
「まだ自信がない…」なんて弱音を吐いている暇はありません。今すぐやるべきことは一つです。

「クラウドワークス」や「ランサーズ」に登録して、案件を検索してください。

具体的な検索方法については次の章で解説します。

誤解しないでほしいのですが、これは「応募しろ」と言っているのではありません。まずは調査をしましょう。

  • どんなジャンルの案件が一番多いのか?
  • どんな技術(言語、フレームワーク)が求められているのか?
  • 報酬の相場はどれくらいか?

そして何より「今の自分でも、半日くらいGoogleと格闘すれば、なんとか形にできそうだな」と思える案件が一つでもあるか?

もし、その「できそうな案件」がたった一つでも見つかったなら、おめでとうございます。あなたはもう、稼ぐためのスタートラインに立っています。あとは応募して、自分の実力を通用するか試すだけです。

逆にもし一つも見つからなかったのなら、それは単純にあなたのスキルと市場の需要がマッチしていないだけです。落ち込む必要はありません。見つけた案件で求められていた技術が、次のあなたの学習目標に設定すればいいだけの話です。

「自分にできる仕事なんていない」と部屋の隅で膝を抱えるのはもうやめましょう。

案件に応募してみよう

いよいよ実際に案件に応募するステップに進んでいきましょう。

ここでは、私がよく利用している「クラウドワークス」での案件の取り方を、具体的な手順に沿って紹介します。

まずクラウドワークスについて簡単に説明すると、仕事を「お願いしたい人(クライアント)」と、仕事を「やってみたい人(ワーカー)」を繋げる、大きなマッチンサイトのようなものです。日本ではランサーズとクラウドワークスが2大巨頭ですが、プログラミングの案件数はクラウドワークスの方が多い印象なので、初心者の方はまずクラウドワークスから始めてみるのがおすすめです。

ちょっと待って!その案件の探し方、もったいないかも?

クラウドワークスは、アカウントを作る前でも案件を見ることができます。まずはクラウドワークスにアクセスしてみましょう。

ここで多くの初心者がやってしまいがちな、ちょっともったいない探し方があります。それはキーワード検索で「Python」や「PHP」といったプログラミング言語名を入れることです。

なぜかというと、仕事を依頼する人の多くは、プログラミングに詳しくないからです。

彼らは「Pythonで業務効率化ツールを作ってほしい」とは言いません。「毎日手作業でやっているこのデータ集計を、ボタン一つで終わらせてほしいな」という形で募集します。それをどの言語で作るかは、受ける側が決めることがほとんどなのです。

じゃあ、どうやって探せば良いのか?おすすめの探し方はこちらです。

  • ジャンルで絞る:まずは「システム開発」のカテゴリを開いて、「Web開発・システム開発」や「業務システム・ソフトウェア」などをゆっくり眺めてみましょう。
  • 「やりたいこと」で検索する:これが一番のポイントです。「自動化」「スクレイピング」「業務効率化」「LINE BOT」「予約システム」といった、クライアントが解決しあちであろう「やりたいこと」や「ほしい機能」で検索してみるのです。

検索した後「募集終了を隠す」というチェックボックスにチェック✔を入れてください。

この探し方をすれば、あなたのスキルに合った、シンプルな依頼が見つかりやすくなります。

まずは経験値から。初心者のための応募の考え方。

自分でもできそうな案件を見つけたら、いよいよ応募です。
でも、その前に一つだけ、とても大事な心構えをお伝えします。

最初のうちは、報酬よりも「実績作り」を優先しましょう。

考えてみれば当然ですが、クライアントからすると、実績がまだ何もない人に仕事を任せるのは、少し不安ですよね。その不安を解消してあげる一番の方法が「良心的な価格」と「丁寧なコミュニケーション」です。

はっきり言って、最初の数件は経験を積ませてもらうために案件を受けます。相場より少し安いくらいの価格でも「この金額で、こんなに丁寧に対応してくれるんだ!」と相手に思ってもらえれば大成功。

あなたの今の目標は、目先の報酬ではありません。クライアントからの「良い評価」という、次の仕事につながる大切な「実績」を手に入れること。これを忘れないでください。

応募から報酬ゲットまでのロードマップ

では、応募してから報酬を受け取るまでの具体的な流れを、ステップごとに見ていきましょう。

STEP1:気持ちが伝わる「提案文」を準備しよう

応募の際に送るメッセージは、あなたの第一印象を決める大切なものです。「できます!頑張ります!」だけの短いメッセージでは選んでもらえません。以下のポイントを意識して、丁寧な提案文を作ってみましょう。

  1. あいさつと自己紹介:まずは簡単に名乗りましょう。
  2. スキルや経験をアピール:「以前、独学で〇〇というツールを作った経験があり、今回の△△という機能は作ったことがあります」のように、今回の案件に活かせそうなスキルを伝えましょう。自分で作ったもののURLやGitHubのリンクを添えると、とても良いアピールになります。
  3. [最重要]依頼内容をしっかり理解していることを伝える:案件の詳細を読んだ上で、「〇〇というお困りごとを解決するために、△△という機能を持ったツールを作成します」のように、あなたが何をどう作ろうとしているのか具体的に書きます。依頼内容を自分の言葉で説明できると、「ちゃんと読んでくれているな」とクライアントも安心します。
  4. いくつか質問をしてみる:依頼内容で少し気になった点などで質問してみましょう。「〇〇の部分ですが、△△という認識で合っていますでしょうか?」といった質問は、あなたが真剣に案件について考えている証拠になります。
  5. 見積もりと納期を伝える:無理のない、現実的な金額と納期を提示します。先程お伝えした通り、金額は「経験を積むための価格」で。納期は少し余裕を持たせておくと安心です。
  6. 締めの言葉:「ご検討のほど何卒よろしくお願いします。」などの締めの言葉を添えると良いでしょう。

下記の画像は、私が実際にクラウドワークスで「ChatGPTを使って自動で記事をWordPressのブログに投稿するシステム」の案件に応募した際の文章です。この場合はすでに同様のシステムを過去に開発した経験がありましたので、このように過去に同様のシステムを開発した経験について書くと採用率がグッと上がります。この場合は上記の(4)と(5)がありませんが、(5)の見積もりと納期についてはクライアントの返信の後に提示しています。

応募
クライアントの返信:採用&質問
クライアントの質問に対する回答

STEP2:契約する

応募後、クライアントから返信が来たら、丁寧かつスピーディーにやり取りを進めます。お互いに条件が合えば、正式な契約に進みます。

クラウドワークスの契約はクライアントから提示される場合もありますが、自分から提示する場合もあります。自分から提示する場合は「新しい条件を提示する」というボタンを押すと、メッセージ画面の下にこのような契約の設定を入力する画面が表示されます。

ここで注意点です。契約金額を入力する欄がありますが、これは「税抜」の金額なので、実際にクライアントが支払う金額はその下に表示されている「契約金額(税込)」の金額になります

この仕様を理解していないと、それまで10万円で契約しましょう、と話していたのにワーカーが急に11万円でクライアントに契約を提示することになってしまします。

なので契約金額(税抜)には「実際の契約金額(税込) ÷ 1.1」した金額を入力しましょう。

また内容、完了予定費、応募有効期間の設定は原則不要です。

契約後はクライアントの「仮払い」が完了するまで作業を始めないようにしましょう。 クラウドワークスでは、あなたが仕事を始める前に、クライアントが運営に報酬を「仮払い」として預ける仕組みになっています。

これは報酬が支払われないといったトラブルから自分を守るための、とても大切なルールです。クライアントから「急いでいるので」と言われても、まずはシステム上の手続きが完了するのを待ちましょう。契約完了から1日ほど経っても仮払いがされない場合は「仮払いをお願いします」といった催促のメッセージをしましょう。

契約後の流れにいてはメッセージの上部にも記載されています。

STEP3:作業中の「こまめな連絡」も忘れずに

仮払いが確認できたら、いよいよ作業スタートです。

ここで意識したいのが、こまめな「報告・連絡・相談 + 確認」です。

つい完璧なものができるまで黙々と作業してしまいがちですが、連絡がないとクライアントは「ちゃんと進んでいるのかな?」と不安になってしまいます。「進捗どうですか?」とクライアントから聞かれる前に、自分から連絡するのが理想です。

  • 「本日より作業を開始しました」
  • 「現在、〇〇機能ができましたので、次は△△に取り掛かります」
  • 「〇〇の部分で少し確認したい点があるのですが…」

こんな風に気軽に連絡を入れることで、クライアントは安心して完成を待つことができます。

作業中に細かな機能の追加を提示すると好感度が上がります。また不明瞭な仕様の場合、勝手に仕様を決定して作業を進めず「この機能については、どのようにしますか?」といくつかプランを提示して相談すると良いです。

STEP4:納品、そして大切な「実績」をゲット

プログラムが完成したら、クライアントに納品し、動くかどうかを確認してもらいます。もし修正の依頼があれば、丁寧に対応しましょう。

クライアントがOKであれば「納品する」というボタンを押して正式な納品とします。それに対してクライアントが「検収完了」とすれば納品が完了したことになり、クラウドワークスからあなたに報酬が支払われます。

でも、ここで終わりではありません。

最後に、お互いの評価を入力する時間があります。ここまでの丁寧な対応が実を結び、クライアントから良い評価をもらえたら、今回のミッションはクリアです。

この「良い評価」こそが、あなたが報酬以上に手に入れるべき、一番価値のあるものです。
この実績が一つでもあるだけで、あなたの信頼度はぐっと上がります。そして2件目、3件目の仕事へ繋がります。

最初の1件を受注するまでが、一番ドキドキするかもしれません。でも、この流れを一度経験すれば、あなたはもうただの独学者ではなく、自分のスキルで価値を提供できる立派なプログラマーです。

まとめ:あなたの「最初の1件」が全てを変える

さて、プログラミング副業を始める心構えから、具体的な案件の獲得方法まで、少し長めの道のりにお付き合いいただき、ありがとうございました。

少し厳しいこともお伝えかもしれません。
「誰でも簡単には稼げない」という現実や「まずは報酬よりも実績を」といった話は、夢見ていた方にとっては少しがっかりする内容だったと思います。

でも私が伝えたかったのは「諦めろ」ということでは決してありません。
中途半端な気持ちで始めて、あなたの大切な時間やお金を無駄にしてほしくなかった。ただそれだけです。

ここまで読んでくれたあなたは、少なくとも「本気でやってみようかな」という気持ちを持っている方だと思います。

最後に、これまでの話を3つのポイントにまとめて、あなたへのエールとさせてください。

  1. 「作れる」と「稼げる」は違う
    • 独学で何かを作れるようになるのは素晴らしいことです。でも、それがすぐにお金に変わるわけではありません。クライアントが何に困っていて、自分のスキルでどう解決できるのか?という視点を持つことが「稼ぐ」への第一歩です。
  2. 一つの「作りきった経験」が自信になる
    • たくさんの言語を広く浅く学ぶより、まずは一つの技術で良いので、簡単なものでも最後まで自力で作りきった経験を大切にしてください。その経験こそが、応募の際の自信になり、クライアントからの信頼につながります。
  3. 完璧な準備が整う日なんて来ない
    • 「もっとスキルが上がったら応募しよう」「もっとすごいポートフォリオができたら…」そう考えていると、いつまで経ってもスタートラインに立てません。今のあなたの60%の力でも、助かる人はどこかにいます。足りない部分は、実際の仕事の中で学んでいくくらいの気持ちで大丈夫。実際の案件こそが、何よりの成長の機会になります。

プログラミングの独学は、時に孤立で、本当にこの道で合っているのか不安になることも多いと思います。

でも、勇気を出して一歩を踏み出し、クラウドソーシングサイトで「応募する」ボタンを押した瞬間から、あなたの見る景色はきっと変わります。

そして、初めて自分の力で案件をやり遂げ、クライアントから「ありがとう」と言われ、報酬が振り込まれたときの達成感は、本当に別格です。私は今でもあのときの感動を忘れられません。

その「最初の1件」が、あなたをただの独学者から「プロ」へと変える、とても大きな一歩になります。

この記事が、あなたのその一歩を少しでも後押しできたら、とても嬉しいです。

あなたの挑戦を、心から応援しています!!

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